本屋に行くと
最近本屋に行くと全ての本から「買って!」と言う声が聴こえてくるような気がする。
その中から連れて帰る本を選ぶのはとても苦しむものである。
良書、悪書に関わらず出来れば沢山連れて帰りたいが…(笑)
予算が沢山あれば…
しかしその中でも、コイツは連れて帰りたくない、と思う本も存在する。
それは「節約」をテーマにした本だ。
例えば「お金がなくとも豊かな暮らし」などという本などは、嫌悪感しか覚えない。
だってさあ。矛盾してるじゃん。
お金をかけない、っていうテーマを掲げていながら、1500円くらいの定価をつけて、ちゃっかり著者は自分で印税で稼ごうとしてる訳だよ(笑)
こういう本を騙されて買う人は、実際本当に経済的にあまり良くない状況にある人だろうし、そういう人たちから搾取しようとする著者の根性も気にくわない。
結局、こういう本を出す人はお金の奴隷なんだよね。
そしてもっと言えば、社会の悪!とすら言える。
全体を考えれば、いっぱいお金を稼いで、沢山税金を納めて、沢山消費したほうが経済は活性化するわけ。
だから、この手の本を出す著者こそ、自分の目先の利益しか考えてないおおばか者だと思うんですわ。
いや、出版社も含めてだな。共犯ですわ。
小さなことかも知れないけど、こうしたことの積み重ねで、デフレが加速したりしてるのでは、と思うわけです。